当ブログでの今月末選定銘柄はジョンソン&ジョンソン(JNJ:NYSE)となりました。
ジョンソン&ジョンソンは去年末に発覚したアスベスト訴訟関係で司法省の調査が開始されたことにより、7月12日から株価が急激に下落しました。
短期トレーダーなら売りの局面ですが、長期投資家としてはもちろん買います。
その理由を説明しましょう。
ポートフォリオ全体の米国株の銘柄評価
その前に、ポートフォリオ全体の評価からはじめます。
各株式の7月19日(金)終値ベースでの益利回りは以下の通り。
- アメリカンエキスプレス(AXP:NYSE) 6.28%
- アップル(AAPL:NASDAQ) 5.87%
- ジョンソン&ジョンソン(JNJ:NYSE) 4.14%
- P&G(PG:NYSE) 3.65%
- マクドナルド(MCD:NYSE) 3.53%
- マイクロソフト(MSFT:NASDAQ) 3.29%
- マコーミック(MKC:NYSE) 3.11%
- コカコーラ(KO:NYSE) 3.06%
- スターバックス(SBUX:NASDAQ) 2.56%
益利回りはPERの逆数で、株価に対する企業の収益率です。
一応、全銘柄とも買っても良い水準ではあります。
その中でもアメリカンエキスプレスとアップルが群を抜いていますが、すでに購入済み。
残りの銘柄でもっともお買い得なのはジョンソン&ジョンソンです。
アスベスト訴訟の渦中、ジョンソン&ジョンソン銘柄を買って大丈夫?
訴訟は深刻です、ベビーパウダーの原料から時々アスベストが検出されていたことをジョンソン&ジョンソンが数十年間知っていたと言うのですから。
下落幅は結構でかい。
株価チャートで示しましょう。
こんな感じです。
結構な下落ですね。
下落幅が10%に届きそうな勢いです。
しかし、正直なところ、このような不祥事でも起きないと、優良株は安くなりません。
また、長期保有していると、こういうことは一般に想像される以上に良くあります。
この程度で一喜一憂していたら、個別銘柄への長期投資はできません。
なので、買いです。
¥99、040で7株。
取りあえず、一ヶ月後どうなっているかはお楽しみに。
投資は自己責任。
リスク管理を徹底して楽しみましょう。