ネオモバイル証券(ネオモバ)を上手く使えば、なんと日本株の売買取引手数料を実質ゼロにすることができます。
しかも、日本株を一株単位で取引することができます。
これは、ネット証券最大手であるSBI証券が提供しているS株と言うサービスをそのままネオモバイル証券(ネオモバ)で流用しているため、実績面でもサービス安定の面でも信頼できるものとなっています。
また、最大の目的が若い世代の見込み客の集客なので、使えば使うほど得をする仕組みになっているのです。
ただし、一つだけ気をつけるべき点があるので、それについては記事の中で解説します。
当ブログでは米国株への投資をおすすめしているので、一押しと言う訳にはいかないのですが、日本株に興味がある方がお試しでやるにはおすすめですね。
ネオモバイル証券(ネオモバ)の手数料の仕組み
ネオモバイル証券(ネオモバ)の手数料の仕組みは簡単。
ポイントは、以下の3点。
- 月額200円の固定手数料(月間の取引額が50万円までの場合)
- 株式の売買にはTポイントを使用可(現金との併用可)
- 月額200円の固定手数料を貰った翌月に期間固定Tポイントを200ポイント貰える
因みに、期間限定Tポイントの有効期限は1年で、この特殊なポイントはネオモバイル証券(ネオモバ)での株式の購入以外には使えません。
毎月の月額200円の固定手数料の支払いにも使えません。
尚、月間の取引額が50万円を超えた場合、月間の固定手数料も増えますが、大口なればなるほど手数料率はお得になる(最高0.2%からどんどん下がって行く)ので、この部分は考慮から外します。
では、これらの仕組みの使い方を説明しましょう。
ネオモバイル証券(ネオモバ)の手数料で損をする唯一のパターン
まず、月額200円の固定手数料について考えてみましょう。
これは、取引をしてもしなくても月額200円が支払われてしまうということです。
もちろん、期間固定Tポイントが200ポイント分毎月入ってくるのですが、この期間固定Tポイントで月額手数料を払うことはできない仕組みになっています。
つまり、口座開設後、取引をまったくせずに放っておくことが、ネオモバイル証券(ネオモバ)の手数料で損をする唯一のパターンです。
しかし、ネオモバイル証券で(ネオモバ)では、それをふせぐ仕組みがあります。
ネオモバイル証券(ネオモバ)で手数料をゼロにするための一時停止と期間固定Tポイントの活用方法
取引しない月に手数料を取られない仕組みがネオモバイル証券(ネオモバ)には組み込まれています。
それが、一時停止機能です。
一時停止の月には手数料は発生しません。
メニューで簡単に設定することができますが、一時停止の開始月は翌月からとなります。
「でも、一時停止の月に取引をしたくなったらどうすれば良いの?」
答えは簡単!
一時停止の月に株の取引をすると、その時点でその月から一時停止が自動的に解除されます。
なので、翌月に売買する明確な予定が無い限りは、とりあえず一時投資を設定しておくのが吉です。
そして、日本株の売買をする月の最初の取引では、前回までに貰った期間固定Tポイントを使えば、実質的に手数料ゼロで取引していることになります。
ただし、期間固定Tポイントは定額手数料を払った翌月にもらう仕組みなので、最初の200円だけは必ず払う仕組みになっています。
期間固定Tポイントは有効期限が1年なので、1年以上取引しない場合は最初の200円からやり直しになってしまうことになります。
ネオモバイル証券(ネオモバ)で注意すべき消費税の罠
実は、ここで一つだけ罠があります。
ネオモバイル証券(ネオモバ)の罠と言うより、消費税制度の罠と言った方が良いでしょう。
月額200円の固定手数料には消費税がつきます。
8%なら16円、10%なら20円です。
一方で、ポイントには消費税がつきません。
つまり、手数料が実質ゼロになったとしても、一時停止中以外の場合、消費税分はコストとして毎月かかります。
消費税10%で、手数料率を0.5%以下にしたいのであれば、月4千円以上の取引をする必要があります。
消費税、意外に恐るべしです。
ネオモバイル証券(ネオモバ)でWealthNavi(ウェルスナビ)を運用するのはお得なのか?
結論から言うとWealthNavi(ウェルスナビ)で運用するためにネオモバイル証券で(ネオモバ)を使うメリットはありません。
なぜなら、WealthNavi(ウェルスナビ)はSBI証券経由にしろ、WealthNavi(ウェルスナビ)のと直接契約にしろ、手数料無料で取引できるからです。
ネオモバイル証券(ネオモバ)を使うついでに試すには良いかもしれませんが、WealthNavi(ウェルスナビ)のためだけにネオモバイル証券(ネオモバ)を使う必要はありません。
それでも米国株をおすすめする理由
ネオモバイル証券(ネオモバ)では、日本株式とWealthNavi(ウェルスナビ)しかあつかえません。
しかしながら、株式市場の規模、成長力のいずれをとっても、残念ながら日本株より米国株がおすすめです。
以前、米国株市場について書いた記事があるので良かったらお読みください。
▼なぜ、米国株が長期投資におすすめなのか?
しかし、いきなり米国株と言われても躊躇してしまう方もいると思います。
そんな方のために、初心者向けの投資法をご紹介しましょう。
初心者でもラクラク! 3ステップ投資法とは?
米国株にチャレンジするのに躊躇する初心者にもピッタリな投資法である3ステップ投資法は、以下の3つのステップから成り立ちます。
- ステップ1 投資信託、ETFを攻略せよ!
- ステップ2 米国株式厳選銘柄への長期投資を攻略せよ!(オプション)
- ステップ3 どう受け取る? 出口戦略を攻略せよ!
まずは、個別株より比較的リスクが低い投資信託やETFからはじめます。
銘柄の選定や運用方法さえ間違えなければ、投資信託やETFだけでもかなり有利な長期投資が可能です。
実際のやり方に興味がある方は、是非以下の記事をご覧ください。
▼少額でもはじめられる! 初心者におすすめの3ステップ投資法
投資は自己責任。
リスク管理を徹底して楽しみましょう。