【投資信託&米国株式】当ブログ長期投資運用実績を報告します(2019年06月22日)

2018年6月末からのトータルリターンは以下の通り。

収益額 ¥548,911

収益率 18.42%

そして、244万円で開始したポートフォリオも1年間で350万円を突破!

なかなか良い成績です。

今後は、当分の間、米国株式を毎月ポートフォリオに追加していく予定です。

それでは、この1年の長期投資の変遷を振り返ってみましょう。

米国株式中心で運用してきた上期の状況分析(2018年7月~2019年2月)

もともと投資については、10年以上の間プロと一緒に仕事をしていた経緯もありスキルはありました。

ただ、実際に自己資金で長期投資を開始するにあたり、個人の状況と目的に合わせたポートフォリオを構築する必要があるため5月くらいから2ヶ月かけてポートフォリオを構築。

当初のポートフォリオは以下の7銘柄です。

  • コカコーラ(KO:NYSE)
  • P&G(PG:NYSE)
  • アメリカンエキスプレス(AXP:NYSE)
  • マクドナルド(MCD:NYSE)
  • VISA(V:NYSE)
  • アップル(AAPL:NASDAQ)
  • スターバックス(SBUX:NASDAQ)

ベースはバフェットの分析手法ですが、日本のサラリーマンが長期保有で持つことを念頭に特化した基準の追加と変更を加えています。

詳しくは、以下の記事をご覧になって下さい。

▼【米国株式】長期投資向け9銘柄と今月末の買い銘柄

画像の一覧表は長期投資向け米国株式の最新9銘柄の分析シートです。 去年の5月から一年がかりで実際に投資しながら選定した...

現在は9銘柄のポートフォリオを構築できましたが、この頃はまだ上記の7銘柄だけでした。

また、アメリカンエキスプレスとVISAは値動きの方向がかぶるんですよね。

収益構造が多様化されているので、手堅いのはアメリカンエキスプレスなんですが…

そういうわけで、利益はガンガン出しながらも、分散投資として適切な銘柄数に達していないと言う問題を抱えていました。

僕の選定基準が厳しかったのも原因の一つですが、これはゆずれません。

一方で、この時期はトランプ政権の税制改革でターゲットとする多国籍企業の海外資産に一気に課税され2018年末の年度決算を中心に決算書の数値と実態が乖離していたことで、次の年度の決算書を見て判断しようと考えている銘柄がありました。

また、ビジネスモデルがより手堅くなったと判断した時点で追加しようと考えている銘柄も存在しました。

このように、銘柄数によるリスク分散の対策を考えていた時に異次元の投資信託を知ったのです。


グローバル3倍3分法ファンドに運用を切り替えた下期中盤(2019年2月~4月)

地域的分散、アセットクラス(株式、REIT、債券)の分散、もちろん結果的に銘柄の分散がされた上で、株式と同等かそれ以上のリターンを得られる投資信託「グローバル3倍3分法ファンド」が2018年10月4日に開始されていました。

分析すればするほど、良く設計されています。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

▼グローバル3倍3分法ファンドの仕組み、シミュレーション、データ、落とし穴を徹底評価

レバレッジ型バランスファンドの元祖であるグローバル3倍3分法ファンドですが、結論から言うと楽天・米国レバレッジバランス・...

そこで、手持ちの米国株をすべて売り、「グローバル3倍3分法ファンド」に投資資金を移転しました。

念のために書いておくと、売却した時には米国株は充分利益が出ていました。

長期投資の資金を移転する時、下がっているタイミングで売却するようなことを繰返していると資産を減らすことになるので注意して下さい。

この投資資金の移転により、リスク分散の問題は大きく改善しました。

ですが、さらなる改善を求めて、この間に長期投資向けの米国株式ポートフォリオの改善に励んでいました。


米国株式のポートフォリオ組み入れに踏み切った下期終盤(2019年5月~6月)

グローバル3倍3分法ファンドを実際に購入して、その力を実感しました。

一方で、さらなるリスク分散とリターンを求めて、ポートフォリオにさらなるバリエーションを加えたいとも感じていました。

あまりにもグローバル3倍3分法ファンドに、たよりすぎたポートフォリオになっているからです。

他の記事にも書いている、VTIやVOOなどの米国株式市場に対するETFなどはグローバル3倍3分法ファンドと置き換えは可能ですが、同時に投資してもリスク分散の効果は薄いです。

ただし、投資資金が数千万円以上ある場合は別の考え方もありますが、数百万円の資金量でこういう分散をする必要はあまり無いです。

そして、最終的に辿り着いた解決策が、以前のポートフォリオから改善した長期投資向けの新しい米国株式個別銘柄ポートフォリオの導入です。

グローバル3倍3分法ファンドと一定の比率を保ちつつ、米国株式個別銘柄のポートフォリオを追加していくのです。

具体的な銘柄は以下の9つになりますね。

  • コカコーラ(KO:NYSE)
  • P&G(PG:NYSE)
  • アメリカンエキスプレス(AXP:NYSE)
  • マクドナルド(MCD:NYSE)
  • アップル(AAPL:NASDAQ)
  • スターバックス(SBUX:NASDAQ)
  • ジョンソン&ジョンソン(JNJ:NYSE)
  • マコーミック(MKC:NYSE)
  • マイクロソフト(MSFT:NASDAQ)

このポートフォリオを導入することで、リスクの分散を実現しつつ、リターンも最大化できると言う寸法です。

米国個別株銘柄投資のもっとも大きな長所は、毎月、その時点で割安な銘柄を追加購入していく事で、購入コストを下げることができると言うことです。

安く買えれば、当然利益も大きくなりますよね。

ここまでの経験が、現在当ブログで提案している3ステップ投資法のベースとなっています。

3ステップ投資法については、以下の記事をご覧ください。

▼少額でもはじめられる! 初心者におすすめの3ステップ投資法

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