新型コロナウイルス渦中の正しい投資行動と注目株 ~たぬき先生とうさぴょんの楽々投資教室~

結論から言うと、長期投資としては静観をおすすめします。

その上で、どうしても個別銘柄で当てたいのであれば、多くの人の目がマスクと薬に向いている中、買うなら注射針メーカーだとたぬき先生は言います。

それでは、たぬき先生の話を聴いてみましょう。

基本は静観をおすすめ

うさぴょん
うさぴょん
新型コロナウイルスで世界中が大変なことになっているけど、暴落とかしないのかぴょん?
たぬき先生
たぬき先生
いや、暴落の危険は常にあると思っとけ。
ただ、少なくともその幅は少なく、回復力の高い投資信託銘柄を当ブログではおすすめしているから、その面では安心してくれ。
でも、新型コロナウイルスのせいで暴落する要素はない。
うさぴょん
うさぴょん
だって、中国が…
たぬき先生
たぬき先生
うさぴょん
うさぴょん
いや、でもサプライチェーンとか、製造元が中国とか…
たぬき先生
たぬき先生
だから、米中貿易戦争ってのは、それを破壊する戦争をやってたわけで、新型コロナウイルスでその状況に変化が起きたわけではない。
うさぴょん
うさぴょん
あっ、そっか…
たぬき先生
たぬき先生
だから、うさぴょんは、安心して積立を続けていれば良いんだよ。
うさぴょん
うさぴょん
わかったぴょん。



注目株とトレードの心得

うさぴょん
うさぴょん
ところで、この時期、やっぱり注目株ってあるのかぴょん?
たぬき先生
たぬき先生
長期投資家はあまり色気を出さない方が良い。
それいに短期の動きは結局周囲の人気に振り回されるからあまりおすすめはしない。
それがわかった上で、自己責任でやるなら、無くもないがな。
うさぴょん
うさぴょん
それって、どんな株なんだぴょん?
マスク?
薬?
たぬき先生
たぬき先生
いや、それはもう遅いだろ?
注目が集まりすぎている。
これからなら注射針のメーカーかな。
うさぴょん
うさぴょん
注射針?
たぬき先生
たぬき先生
注射針って毎回捨てるだろ。
ワクチンが開発されたら、ワクチンを投与した分だけ注射針を使う。
そして、注射針のメーカーは注射針を捨てる方法も考えなきゃいけないから、必然的に医療廃棄物処理関連企業にもなる。
日本だとテルモ(4543)とかが有名かな。
他にもあるから興味があるなら自分で調べてみてくれ。
うさぴょん
うさぴょん
いつもは米国株にこだわっているのに、なんで今回は日本株なんだぴょん?
たぬき先生
たぬき先生
いや、対応を冷静に見ていると、次にリスクのある先進国って日本じゃないか。
そして、注射器の針って意外にハイテクなんだ。
細くすればするほど痛くなくなる。
東南アジア圏で需要がひっ迫した場合、日本が供給候補の筆頭に上がるのは当然だろう。
うさぴょん
うさぴょん
なるほどぴょん!
ところで、たぬき先生は買わないのかぴょん?
たぬき先生
たぬき先生
いや、ちょっと体調を崩していてな、きちんと分析する余裕とか無いしからね。
トレードってのはね、この程度の事を考えるのは当たり前で、本来であれば詳細な市場や供給能力の詳細な分析や、資金管理戦略を含むトレード戦略を立案する必要がある。
資金管理では、そのトレードにより発生するリスクを算出し、それにより一度にトレードする単位を決定し、エントリー(トレード開始)、追加トレード、ロスカット、エグジット(部分または全体の手じまい)の判定基準を決定する。
要は、以下の3つを決めるってことなんだが、残念ながらその体力も余裕も今の僕にはない。
1.これから確実に人気が集まる理由を具体化する
2.その人気が衰えないうちに売買する基準を具体化する
3.これらのトレードで予測/許容される最大損失とロスカットラインを取引単位を設定する
だから、やるなら本当に自己責任でやってくれ。
うさぴょん
うさぴょん
なんか、すげー大変そうに見えるんだぴょん。
たぬき先生
たぬき先生
いや、これ、最低限のことだから。
世の中の天才トレーダーと呼ばれる人は、皆呼吸をするようにやってるよ。
表現の違いはあるけどね。
もちろん、トレードする時は、僕もやっている。
これを大変だと思うなら、トレードはやめた方が良いと思うよ。
トレードはそんなぬるい世界ではない。
うさぴょん
うさぴょん
やめときますぴょん。

投資は自己責任。

リスク管理を徹底して楽しみましょう。



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コメント

  1. 加藤耕一 より:

    初めまして、体調はいかがでしょうか。最近たぬき先生のブログを参考にさせていただいております。また大変お世話になっております。新潟市の加藤という者です。年齢は57歳、投資歴は正味18か月程度の極素人であります。昨年(2019年)は外貨建て生命保険(日本生命)に2,500万円、NISA(ひふみ投信)に250万円の資産運用を行い、含み益は80万円程度でした。今年(2020年)に入り外貨建て生命保険とNISAをすべて解約し、楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)に1,050万円、eMAXISSlim米国株式(s&p500)に1,050万円、セゾン投信・資産形成の達人に150万円投資しております。今現在新コロナウィルスの影響でs&p500の急激な値下がりとUSA360の底力を目の当たりにし、USA360に資産運用を統一しようかと考えております。私の考えはいかがでしょうか。やはり静観したほうがよいでしょうか。現預金(無リスク資産)は1,000万円ほどあり、3年後に受け取る予定の退職金(2,300万円)は投資には回さないつもりです。年収は現在820万円です。

    • haraguchi-n より:

      管理人のたぬき先生と申します。
      ご質問、ありがとうございます。

      おそらく論点は2つあると考えます。

      1つ目の論点は、「s&p500の急激な値下がり」とおっしゃる部分についてですが、下落率5%にも行きませんし、6か月、1年、10年、20年のスパンで見た場合、まったく問題はありません。
      株式の特性として、20年以上の長期運用をした場合は、インフレ調整後の損失リスクはほぼなくなるとのデータがあり、これは債券よりもリスクが低いということです。
      その代わり、株式は短期的な最大ドローダウン(下落率)は大きいです。
      リーマンショックの時で50%で、回復するまで数年かかりました。
      一方で、債券は短期的なドローダウンは多く見積もっても5パーセント程度です。
      これは、暴落と言うより、金利上昇による長期国債の価格下落によるもので、償還時までには回収できるものです。

      2つ目の論点は、投資の目標期限をいつに設定しているかと言うことです。
      USA360の強みはアセットアロケーションとレバレッジにあります。
      アセットアロケーションとして、株式1に対して債券3の比率を維持しています。
      これによって、株式に50%のドローダウンが発生しても、12.5%に抑えられ、通常株式と逆向きに価格が動く債券にカバーされやすい。
      しかも、価格の比較的安定している債券部分で3.6倍のレバレッジをかけているので価格上昇のパワーもあります。
      おそらく、eMAXISSlim米国株式(s&p500)よりUSA360の方が安定性、収益性ともに上だと思われます。
      しかしながら、s&p500の下落は一過性(数か月程度ひきずる可能性はありますが…)だと思われるので、あわてて売ることは無いと思われます。
      今のところ、米国市場に関しては、長期的な停滞要因は見当たりません。

      話を投資の目標期限に戻します。

      話を単純にするため、アセットアロケーションを株式と債券の比率で考えますが、投資の目標期限が短いほど債権比率を高くするのが常套手段です。
      なので、その目標期限により株式、債券比率を変えるのが本来のあり方なのですがUSA360などのレバレッジ型バランスファンドの登場で、これ一本で大抵間に合ってしまうと言う状態になってしまいました。

      また、地域分散を考えるのであれば、グローバル3倍3分法ファンドとUSA360での分散もおすすめします。
      パワーとしては、USA360の方が強力かもしれませんが、地域的なリスク分散としてはグローバル3倍3分法は強いです。

      ただし、大切な財産を扱う事になるので、最終的には、ご自身でご判断ください。

      以上、宜しくお願い致します。

      • 加藤耕一 より:

        素早い回答とアドバイスに感謝申し上げます。
        このたぬき先生の考え方を参考にさせていただき、しばらく静観し、地域分散のためグローバル3倍3分法ファンドへの一部シフト(セゾン解約)も一考とさせていただきます。