コロナショックで投資信託はどうなる?【2】原油と経済ブロック戦争がカギになる可能性 ~たぬき先生とうさぴょんの楽々投資教室~

2020年2月24日(月)に端を発し、出口が見えなくなったように見えるコロナショック。

前回の記事から、変わっていないことが2つ、変わった事が2つあります。

変わっていない事は、以下の2点。

  • 中国抜きのサプライチェーンの構築の動き(日本を除く)
  • コロナウイルスの影響が多くの企業では長くても1会計期間の影響しか受けないと考えられる

一方、変わった事は、以下の2点。

  • 原油価格暴落による米国のシェールオイル業界壊滅の可能性(放っておいた場合)
  • 中国共産党が米国に対して経済戦争を仕掛けている状況証拠

これらのことが、これからの投資にどう影響を与えるか、たぬき先生の話を聴いてみましょう。

コロナショックの構造は前回とどう違う変わったか?

たぬき先生
たぬき先生
前回の記事「コロナショックで投資信託はどうなる? ~たぬき先生とうさぴょんの楽々投資教室~」(https://kantan-beikokukabu.com/corona-shock-886)で解説した時と構造が変わってきたので、最新の状況に合わせた解説をしようと思う。
うさぴょん
うさぴょん
えっ?
やっぱり、売った方が良いのかぴょん?
たぬき先生
たぬき先生
いや、長期投資で、下がった時に売るのは最悪手だ。
そもそも買う時点で株式市場については50%程度の一時的な下落は予測しておくべきだ。
うさぴょん
うさぴょん
じゃあ、今が買い時なのかぴょん?
たぬき先生
たぬき先生
長期投資の観点では、それも、ちょっと違うかな。
淡々と買い続ける言った方が正解だね。
ピンポイントではなく、確率分布の網にかけるようにドルコスト平均法で淡々と買い続ければ良い。
ところで、今回の構造の話に戻ろう。
うさぴょん
うさぴょん
構造?
前回と何が違うのかぴょん?
たぬき先生
たぬき先生
一つ目は、サウジアラビアの原油増産宣言に端を発する原油価格暴落。
これにより、米国のシェールオイル業界は大打撃を受け、世界の原油供給シェアが書き換えられる可能性がある。
うさぴょん
うさぴょん
ひえ~!
たぬき先生
たぬき先生
二つ目は、原油価格暴落を含め、中国共産党が米国へ経済戦争/情報戦争をしかけている節が見え隠れするということだ。
これらは、状況証拠だけどね。
ただ、意識しておかないと、いざと言うとき狼狽して間違った投げ売りなどしかねないから知っておいてほしい。
うさぴょん
うさぴょん
そうなのかぴょん。



コロナショックと原油価格暴落

たぬき先生
たぬき先生
コロナショックと原油価格暴落は直接関係は無いののだけど、このタイミングでやられると米国経済にとっては痛い。
うさぴょん
うさぴょん
それは、なぜなのかぴょん?
たぬき先生
たぬき先生
米国は、硬い岩盤から原油を掘るシェール革命によって、原油の輸入国から輸出国になった。
これが、シェールオイルだ。
だが、このシェールオイルを掘るにはコストがかかるので、原油価格が安くなりすぎるとシェールオイルビジネスは成り立たない。
そして、このシェールオイルビジネスがやられると、米国内の雇用問題や中東政策や安全保障問題にまで発展する。
うさぴょん
うさぴょん
どういうことぴょん?
たぬき先生
たぬき先生
シェールオイルが成り立つ限りにおいて、米国にとって中東のホルムズ海峡などはそれほど重要ではない。
自前で原油を得ることができるからだ。
だから、中東から兵力を撤退させると言う方向性にもなるわけだ。(この理由だけではないが)
ところが、シェールオイルが成り立たないと、その前提が崩れる。
うさぴょん
うさぴょん
すると、米国経済は総崩れなのかぴょん?
たぬき先生
たぬき先生
さすがにそれはないだろう。
今回の原油暴落にしても、少々意図的なものを感じるし、現在のホワイトハウスと米国議会の空気を考えると、放置して経済をつぶすようなことはしないと思う。



コロナショックとブロック経済戦争

たぬき先生
たぬき先生
状況証拠だけど、今回の原油暴落からの動きを見ていると、中国共産党が経済戦争/情報戦争を仕掛けているように思えるんだよね。
うさぴょん
うさぴょん
どういうことぴょん?
たぬき先生
たぬき先生
時系列に並べてみると、ちょっと意図的なものを感じないかな?
3/10 サウジの原油増産宣言により原油価格下落(これは、米国の高コストのシェール原油産業に打撃を与える)
3/10-13 グレーリノ(灰色のサイ)、元々米国の経済には崩壊する要因があったなどの噂が流布される
3/13 WHOのコロナウイルスパンデミック宣言
3/14 中国外務省の趙立堅報道官のコロナウイルス米軍持込みの可能性発言
うさぴょん
うさぴょん
これを、中国共産党が…?
たぬき先生
たぬき先生
サウジアラビアを懐柔するのは容易だろう。
米国が徐々に中東を軽視していく中で、利害が一致する部分がある。
グレーリノの噂は、中共お得意の情報戦。
因みに、リーマンショックの時と違って、現在グレーリノとして言われている米国の経済破綻の原因となり得ると主張されているものは現実的な根拠はない。
米国政府が適切に財政出動をすれば解決する類のものである。
そして、WHOは既に懐柔済み。
ウイルスの米軍持込み発言は、明らかに米国を挑発しているように見える。
うさぴょん
うさぴょん
すると、近い将来戦争になるのかぴょん?
たぬき先生
たぬき先生
トランプも習近平もそれは望んでいない。
費用対効果が双方にとって高くないからね。
ただ、習近平側からすると、ある程度の挑発をして【戦果】を得ないと、独裁政権を維持できないと言う事情がある。
中国は少なくとも米国や欧米とのサプライチェーンから切り離される。
その時、別の経済ブロックを中国なら作るだろう。
そして、経済ブロック間の経済戦争に発展することが予測される。

投資は自己責任。

リスク管理を徹底して楽しみましょう。



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