
画像の一覧表は長期投資向け米国株式の最新9銘柄の分析シートです。
去年の5月から一年がかりで実際に投資しながら選定した銘柄です。
選定基準を厳しくしている上、無駄な銘柄は切り捨てたため銘柄を増やすのが大変でした。
ある時期は7銘柄で運用していましたが、ようやく9銘柄まで増やし、ポートフォリオとしても適切な銘柄数にできました。
それでは、解説をはじめましょう。
長期投資向け米国株式 最新9銘柄公開
それでは、その9銘柄をさっそく紹介しましょう。
- コカコーラ(KO:NYSE)
- P&G(PG:NYSE)
- アメリカンエキスプレス(AXP:NYSE)
- マクドナルド(MCD:NYSE)
- アップル(AAPL:NASDAQ)
- スターバックス(SBUX:NASDAQ)
- ジョンソン&ジョンソン(JNJ:NYSE)
- マコーミック(MKC:NYSE)
- マイクロソフト(MSFT:NASDAQ)
特に変わった銘柄は含まれていないはずです。
また、基本的に米国株式の長期投資はそういうものです。
「これわっ!」みたいな成長株は長期投資に向かないので、誰がやっても同じ銘柄が含まれることが少なくありません。
ただ、それぞれに戦略にあった銘柄というものは存在します。
なので、そういうところに違いがでるだけです。
バフェットと同じところ、違うところ
僕の銘柄選定方法は、概ねバフェットのやり方と同じです。
ビジネスの永続性、ビジネスモデル、成長力、財務分析、株価分析etc.
これらは、ほぼバフェットのやり方から学んだものです。
ですが、僕のポートフォリオはバフェットのポートフォリオとは違います。
そこに、僕自身の立場や戦略の違いがあるんですよね。
以下、違いを説明していきましょう。
バフェットは米国人、僕は日本人
これ、かなり大きな要素です。
バフェットのポートフォリオの中で、主に米国国内でビジネスを展開しているものがあります。
そして、それらは優良株ですが、僕は持ちません。
何故なら僕は日本人なので、微妙な企業風土やブランド力の変化に気づきにくいからです。
バフェットにとってはウォッチしやすいですが、僕にはウォッチしにくい。
配当重視か否か?
バフェットは基本的に配当を嫌います。
配当金を得た時点で税金に取られてしまうからです。
税金を取られてから再投資するくらいなら、企業の内部で再投資してもらった方がお得でしょ?
ですが、それはバフェットが内部保留の資金の再投資状況を厳しく見ているからできることであって、内部保留しておきながら再投資の効果が低い場合だって多々あります。
バフェットのように厳しく見張って、場合によっては文句を言うなんてことは僕にはできません。
なので、配当が出せる(=配当を出す財務力がある)ことを重視します。
シーゲル教授の立場に近いですね。
多国籍に市場を持っていること
米国市場だけでビジネスを展開していても日本からはウォッチできないと言うことは上に書きましたが、そこからさらに進めて、世界各国でビジネスを展開している企業を選定することで国の状況に依存したカントリーリスクを分散させるようにしています。
バフェットはおそらくもっともウォッチしやすいのが米国なので、米国市場でビジネスを展開していることに重きを置いています。
結果的に、その企業が多国籍企業だということも多いのですが。
バフェットとの大きな違いは、大体こんなところです。
今月末の買い銘柄はこれだ!
2019年5月24日(金)時点の株価分析によって、現時点で割安の銘柄は割り出されています。
割安な順に書きだすと以下の通りです。
- アップル(AAPL:NASDAQ)
- アメリカンエキスプレス(AXP:NYSE)
- P&G(PG:NYSE)
- ジョンソン&ジョンソン(JNJ:NYSE)
- マクドナルド(MCD:NYSE)
- マイクロソフト(MSFT:NASDAQ)
- マコーミック(MKC:NYSE)
- コカコーラ(KO:NYSE)
- スターバックス(SBUX:NASDAQ)
で、この順位ならアップルを買うところかもしれませんが、アップルとアメリカンエキスプレスは僅差なんですよね。
そして、アップルは今現在落ちている最中でアメリカンエキスプレスは上がっている最中。
とっととアメリカンエキスプレスを買わないと割高になってしまう。
なので、今月末の買い銘柄はアメリカンエキスプレス(AXP:NYSE)です。
まずは、アメリカンエキスプレス(AXP:NYSE)を7株発注しました。
庶民派投資家としてこれから毎月少しずつ増やしていく予定です。
投資は自己責任。
リスク管理を徹底して楽しみましょう。