マネックス証券の「米国株厳選銘柄レポートBOOK」はおすすめ情報源

マネックス証券のキャンペーンで「米国株厳選銘柄REPORT BOOK 2019春」をもらったんですが、予想に反してこれがなかなか使える情報源だと言うことがわかりました。

やっぱり食わず嫌いでは損しますね。

と言う訳で、今回は「米国株厳選銘柄REPORT BOOK 2019春」について紹介しましょう。

「米国株厳選銘柄REPORT BOOK 2019春」のここがすごい!

僕がこのレポートがすごいと感じたのは、以下のポイントです。

  1. 厳選銘柄の数が絶妙!
  2. 調べるのが地味に面倒なデータがまとまっている!

では、これらのポイントを説明しますね。

厳選銘柄の数が絶妙!

米国株50銘柄、ETF16銘柄を厳選しています。

そして、この銘柄数が米国株式の長期投資家にとっては、かなり絶妙な銘柄数なんですよ。

どういう風に絶妙かと言いうと、米国株式に長期投資している日本の個人投資家のポートフォリオの大部分はカバーしてしまう程度です。

少なくとも僕はそう考えますね。

米国人観点で鉄板ではあっても、日本からは情報を得にくい銘柄は含まれていません。

長期投資で、情報を得にくい銘柄を保有するのは情報リスクを抱える事になりますから、その方面の専門家と投資顧問契約を結んでいるなど特殊なチャネルが無い限りはやるべきではありません。

ETFに関しても長期投資で検討必須のものはすべて入っています。

マネックス証券の米国株情報、さすがです。

ちなみに、僕の長期投資向け米国株式選定の考え方は以前に記事に書きましたので、興味がある方はご覧ください。

▼【米国株式】長期投資向け9銘柄と今月末の買い銘柄

画像の一覧表は長期投資向け米国株式の最新9銘柄の分析シートです。 去年の5月から一年がかりで実際に投資しながら選定した...

調べるのが地味に面倒なデータがまとまっている!

実際に長期投資向けの米国株式銘柄を選定する際、地道な分析作業の連続になるのですが、地味に調べるのが面倒な情報が二つあります。

それは、製品カテゴリ別の売上構成と地域別の売上構成なんですよ。

二つとも、お目当ての米国企業のサイトからアニュアルレポートなり広報資料なりをダウンロードすればわかるのですが、地味に面倒なんですよね。

本格的に分析するには、当然そのあたりの資料はチェックしますが、その前の段階一々調べるのは…面倒です。

「米国株厳選銘柄REPORT BOOK 2019春」ではこのあたりのデータがこんな風にまとまってます。

画像の上が製品カテゴリ別の売上構成のグラフで、下が地域別の売上構成です。

これはジョンソン・エンド・ジョンソンのデータですが、一般には消費者向け製品が認知されていますが実際には医薬品と医療機器の売上構成が大きいのです。

その中でも手堅いのは縫合糸等の外科関連の手術器具などを主力とする医療機器の分野でこの部分のブランド力はメッチャ高いとか、医薬品の売上は医薬品業界の一般常識としてM&Aの手腕にかかっているとかが調べて行けばわかります。

ですが、この比率がわかってないとお話にならないのです。

例えば、「米国株厳選銘柄REPORT BOOK 2019春」にも載っているウォルト・ディズニーなんかは売上の41.2%はメディア・ネットワークからのものです。

平たく言うと米国3大放送ネットワークの一つであるABC放送による売上です。

その次の売上がパーク&リゾートの34.1%ですが、その大部分は米国内のパーク&リゾートからの売上だったはずです。

スタジオ・エンターテインメントの売上は16.8%です。

つまり、ウォルト・ディズニーは映画会社ではなく、放送メディアカンパニーであり、娯楽設備運営事業も兼ねている会社と考えた方が正しいイメージなのです。

こう言ったことが一目でわかるデータをまとめてくれているのはとてもありがたいのですよ。

「米国株厳選銘柄REPORT BOOK 2019春」のもらい方

キャンペーンが既に終わったので同じものはもらえませんが、7月以降に夏キャンペーンをやると思うで、参考情報としてキャンペーンの内容を書いておきます。

今回のキャンペーンはこんな感じでした。

単純に、キャンペーンに登録して、米国株の取引を1回以上すればOKです。

米国株の取引をしてからキャンペーンに登録してもOKとのこと。

僕は後者の順序でキャンペーンに参加しました。

マネックス証券に口座を持っていて、キャンペーンのタイミングで米国株の売買をする機会があるのであればおすすめです。

投資は自己責任。

リスク管理を徹底して楽しみましょう。