超初心者におすすめの長期投資必勝プラン~この3つを実践すれば超初心者から脱出できる~【2019/11/23更新版】

※当記事は、投資環境の変化による投資方針の変更に伴い、2019/11/23付けで大幅な更新を行いました。

投資リテラシーをまったく持たない超初心者が投資を実践するにはどうすれば良いのか?

そのカギは3つあります。

  1. 簡単確実なリスク分散
  2. 長期投資の効果を最短で実感できる
  3. 消費体質から投資体質に変わる

では、それを実現する具体的なプランとは?

それが、次の3つのプランです。

  1. 厳選された投資信託によるほったらかし投資
  2. 超初心者が「下がっても売らない」「むしろ買う」を実践できる戦略
  3. 浪費体質から投資体質へ変わるたった一つの簡単な方法

それでは、説明して行きましょう。

【はじめに】この記事を書くキッカケになった中田敦彦のYouTube大学「【お金の授業】素人でもできる投資の鉄則を教えます〜後編〜」

この章は本編ではないので、興味がなければ一旦飛ばしてしまっても結構です。

ただ、いろいろ役立つことも書くので、そういう方でもすべてを読んだ後に戻って来られることをおすすめします。

実は、この記事を書くきっかけになった動画があります。

それは、以下の動画です。

中田敦彦のYouTube大学
「【お金の授業】素人でもできる投資の鉄則を教えます~後編~」

重要ポイントをわかりやすく、面白く解説しているのはさすがですね。

ぜひ、一度ごらんになることをおすすめします。

ただですね…「これじゃ、素人をミスリードしてしまうんじゃないか?」との危惧を抱いたのです。

理由は、単純化のしすぎと、おすすめするポートフォリオが実践的でない。

動画の前半の不動産についても面白いのですが、当記事では7:15からの「素人でもできる投資の鉄則」について触れようと思います。

ただし、Deco(イデコ)とNISAについては、当記事の本編では触れないので、ここで触れておきます。

まず、iDeco(イデコ)については、株式系のインデックス投信で運用することには反対です。

理由は、引き出し時期が制限されているので、その時期が暴落時にぶつかった場合は下手をすると損をするからです。

では、どうすれば良いかと言うことについては、以下の記事をご覧ください。

▼iDeCo(イデコ)の仕組みとおすすめ銘柄をわかりやすく解説

長期投資をやっていると、時々、iDeCo(イデコ)についての質問を受けますが、ポイントは3点です。 一般の長期投資に比べる...

また、NISAについても、メリット/デメリットを認識しないと損することがあるので、手放しでおすすめすることはできません。

以下の記事でノウハウを身につけてください。

▼一般NISAとつみたてNISAの違いとは? メリット、デメリットを知って賢く選ぶ

NISAには一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの3つの種類があります。 しかし、ジュニアNISAは未成年に特化し...

さて、それでは当記事の本編、本日のメインディッシュに進みましょう。

厳選された投資信託によるほったらかし投資

「はじめに」で紹介したYouTube大学を見ていたら、個人向け国債、なかでも変動金利型10年満期、通称「変動10」ってのを薦めていました。

僕としては、かなり疑問がある選択肢です。

最低保障金利が0.05%と言う超低金利。

しかし、中田敦彦さんがおっしゃるには「メガバンクの定期預金よりも金利が高い!」…う~ん。

こう言われると、どの銀行の定期預金よりも金利が高いと思っちゃうじゃないですか?

それは違います。

メガバンクと限定しているところが誤解を招くんですよね。

定期預金だけで運用するならおすすめのオリックス銀行の例を挙げましょう。

  • オリックス銀行の2週間定期預金(50万円以上)では年率換算0.1%
  • オリックス銀行のスーパー定期(100万円以上)6ヶ月もので年0.15%
  • オリックス銀行のスーパー定期(100万円以上)1年もので年0.20%
  • オリックス銀行のスーパー定期(100万円以上)5年もので年0.35%

いずれも2019年11月2日現在で公表されている情報です。

ネット銀行を含めればこの様に個人向け国債より高金利の定期預金は存在します。

オリックスグループは個人向けローンが強いので、その原資獲得とセールスを兼ねて定期預金の金利を高く設定しているのでしょう。

これを実現できるのは、低コストであるネット銀行の強みです。

ただ、預金保険制度の上限1,000万円を越えた場合は、その分を安全資産としての個人向け国債に振り向けると言う選択肢はあり得ます。

個人向け国債に話を戻しましょう。

実際、個人向け国債の「変動10」は2019年時点では最低金利の0.05%で運用されていて、ここ数年で見てもほぼ0.05%です。

財務省主導のデフレ化政策が続く限り、国債の金利が上がる見込みは極めて低いです。

では、「変動10」に100万円を預けたらどうなるでしょう?

金利が0.05%であれば、年二回250円の金利を受け取ることになります。

1年で500円、5年で2,500円です。

5年かけて運用で0.25%です。

個人向け国債の最低購入価格は1万円なので、再投資による複利の恩恵も受けることはできません。

250×40=10,000なので、半年ごとに利益を再投資して複利効果を得るためには100万円の40倍の4千万円が必要です。

ですが、それでも0.05%の低金利は変わりません。

さて、ここで質問です。

「あなたは、これで投資の実感が湧きますか?」

まあ、普通は無理でしょう。

100万円預けて、半年で250円5年で2,500円ですよ?

多分、節約貯金した方がよっぽど効率が良いです。

一方、彼が個人向け国債の次に薦めたのが株式のインデックス投信です。

「いや、いや、いや、ちょっと待ってよ!」と思わずつぶやきました。

インデックス投信をすすめること自体は悪くないんですよ。

ですが、日本の個人向け国債と株式のインデックス投信では短期的なリスクと長期的なリターンが違い過ぎます。

日本の個人向け国債は、長期的に増やすのをあきらめた老人やお金持ちがポートフォリオの一部としてもっておく程度の商品。

株式系のインデックス投信は、原則として20年以上の長期投資をする人向けの商品です。

この二つを合わせるってどうなのかなと…

では、どこに投資すれば良いのでしょうか?

低リスクの短期型とリターンを求める長期投資にわけられます。

  • 1年から数年程度の比較的短期間お金を預ける短期的な変動リスクが低い投資先
    国内債券インデックス投信
  • 短期的な変動リスクは理解した上で10年、20年以上の長期間でお金を増やす投資先
    適切に設計されたレバレッジ型バランスファンド

株式に長期投資して高収益を目指す場合、短期的なリスクは当然あります。

しかし、株式などへの投資は、20年を超えるとリスクはゼロになることが、統計上の数値として出ています。

これは、累積される成長率が価格変動の幅を上回るからです。

国内債券インデックス投信は通常NOMURA-BPI総合インデックスに連動させるものが主流です。

NOMURA-BPI総合インデックスは8割が国債、それ以外は地方債を含む国債以外の公社債となっており、かなり保守的なインデックスと言えます。

そのため、このNOMURA-BPI総合インデックスで運用した場合、現状では大きなリターンは得られませんが、少なくとも中途換金をした場合でも元本保証をすることと引き換えに超低金利を提供している個人向け国債だけに投資するよりは、はるかに大きなリターンが得られます。

NOMURA-BPI総合インデックスに連動している投資信託の一つeMAXIS Slim 国内債券インデックスの2019年10月31日時点の1年間のトータルリターンは3.29%です。

ただし、これは長期的な動きから見ると上振れしている値なので、実際には年率1.5%程度を目安にして下さい。

当然、下がることもありますが、その場合でも1%以内の場合がほとんどです。

当ブログおすすめのeMAXIS Slim 国内債券インデックスについては、以下の記事をご覧ください。

▼短期低リスク運用に最適なeMAXIS Slim 国内債券インデックスの評価と分析【おすすめ投信】

今まで以下の2つの用途では、ETF(上場投資信託)のBNDをおすすめしていました。 出口戦略で取り崩した資金を当面預ける ...

また、レバレッジバランスファンドは、株式や債券などを300%やそれを越えるレバレッジをかけて運用する投資信託です。

2019年11月23日現在、5種類のレバレッジ型バランスファンドが存在しますが、おすすめできるのは2銘柄だけ。

この2銘柄は、僕のポートフォリオに組み込まれています。

現在までのレバレッジ型バランスファンドの評価については、以下の記事に詳しく書いています。

▼【投資信託】レバレッジ型バランスファンド5銘柄を徹底評価【まとめ:2019/11/10版】 ~たぬき先生とうさぴょんの楽々投資教室~

徹底的に考え抜かれて設計された、レバレッジ型バランスファンドの元祖とも言うべきグローバル3倍3分法ファンドの成功が誰の目にも明らかに...

また、この中で既に1年以上の実績を持つのは、この分野の元祖であるグローバル3分法ファンドです。

2019年10月31日時点の1年間のトータルリターンは28.74%です。

これも、常に続く利回りだと思わないで下さい。

また、短期的な上下動の波は国内債券よりはるかに大きいです。

一時的に5~10%くらい下がることがあっても慌てないで下さい。

場合によっては50%程度の下落も覚悟して下さい。

ただし、それは一時的なものですから回復します。

そして、それが長期投資と言うものです。

グローバル3倍3分法についての詳しい情報は以下の記事をご覧ください。

▼グローバル3倍3分法ファンドの仕組み、評判、落とし穴を徹底評価【おすすめ投信】

グローバル3倍3分法ファンドの本質を知るには3つのポイントがあります。 株式とREITへの100%投資により長期的...

それでは、つぎの解説に移ります。


超初心者が「下がっても売らない」「むしろ買う」を実践できる戦略

これは、ずばりドルコスト平均法による積立です。

理由は3つ。

  1. 自動積立にしておけば、敢えて売るのは面倒くさい
  2. 毎月の積立額は比較的少額だから「続けて買う」を実践しやすい
  3. ドルコスト平均法は下がってから上がるパターンで最も効果がでる

最初の二つはわかりますよね。

3番目のドルコスト平均法について説明しましょう。

ドルコスト平均法で投資した場合、下がって上がるパターンが一番得をするのですが、上がって下がるパターンではむしろドルコスト平均法では損をすることになります。

これは言い換えるとこう言うことです。

ドルコスト平均法で投資した場合、下がってから上がった時点で解約すると得をするけど、上がってから下がった時点で解約すると損をする。

多くの人は下がった時に解約しちゃうので、ドルコスト平均法のデメリットをもろにかぶっているわけです。

ドルコスト平均法については、以下の記事で詳しく解説しています。

よかったら見て下さい。

▼ドルコスト平均法のメリット、デメリットをシミュレーションで徹底解説

ドルコスト平均法は時間的なリスク分散手法であり、長期投資の初期において特に暴落時のリスクを大幅に低減します。 また、レンジ相場...

それでは、つぎに行きます。


浪費体質から投資体質へ変わるたった一つの簡単な方法

これはずばり家計簿または小遣い帳です。

「えーーーーっ!」と言う声が聞こえそうですが、日常の経済感覚をつかむ基本です。

難しく考える必要はありません。

「家計簿 ずぼら」で検索すればできそうなものが出てきます。

そして、1~数ヶ月とかの期間限定でもかまいません。

僕自身は、現在「レシーピ!」と言う家計簿ソフトをiPhoneに入れて、レシートの読込みと手入力で家計簿をつけています。

因みに、レシートの読み取りの場合、総額だけ合っていればOKにしています。

「オロナミンC」が「オロナミソ0」でもどうってことありません。

つけることに意味がある!

レコーディングダイエットと同じで、つけるだけで無駄が見えてしまうので、浪費は徐々に減って行きます。

そこに、投資資産が増えているのを実感すると、自然と無駄を削って投資に向けたくなって行くのです。

投資は自己責任。

リスク管理を徹底して楽しみましょう。